松下幸之助一日一話
公開日:2020年07月11日
更新日:2020年07月11日 その他コラム
更新日:2020年07月11日 その他コラム
7月11日
「礼儀作法は潤滑油」
礼儀作法というものは、決して堅苦しいものでも、単なる形式でもないと思います。
それはいわば、社会生活における”潤滑油”のようなものといえるのではないでしょうか。
職場では性格や年齢、ものの考え方など、
いろいろな面で異なる人びとが相寄って仕事をしています。
そのお互いの間をなめらかに動かす役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。
ですから、礼儀作法というものは、当然、心のこもったものでなければなりませんなりませんが、
心に思っているいるだけでは潤滑油とはなり得ません。
やはり形に表わし、相手に伝わりやすくし、
心と形の両面があいまった適切な礼儀作法であってこそ、はじめて生きてくると思うのです。