松下幸之助一日一話

１月１７日

「決意を持ち続ける」

指導者にとって大切なことに一つは、志を持つということである。

何らかの志、決意というものはあってはじめて事は成るのである。

だから志を立て決意をするということが必要なわけだが、それは一度志を立て

決心すればそれでいいというものではない。むしろ大事なのは

そうした志なり決意を持ち続けることであろう。そのためには、やはり、たえずみずからを刺激し

思いを新たにするようにしなくてはならない。

一度志を立て、決心をすることによって、非常に偉大なことを成し遂げられるのも人間であるが

その志、決心をなかなか貴き通せない弱さをあわせて持つのも、これまた人間である。