おそうじの汚れと洗剤について
更新日:2025年04月12日 ご家庭向け
お掃除しようとする時に、どんな洗剤を使えばいいのか考えたことありませんか?
そもそも汚れには様々な種類があるのはイメージできるかと思います。
キッチンは油汚れ、シンクは水垢、浴室は石鹸カスやカビなどなど、
家の場所ごとでイメージできる汚れはあると思いますが、
具体的にどんな汚れにはどの洗剤がいいのか考えたことはございますでしょうか?
実際に汚れの種類によって掃除方法が異なるため、汚れの性質を理解していないと、
時間をかけても汚れが落ちなかったり、洗剤を無駄に使ってしまうことにもなります。
ですので、汚れの性質を理解することは、
時短や節約にも繋がる話ですので知ってて損はございません。
しかし市販されている洗剤の種類は多く存在しているため、実際に何を購入すればいいのかと
迷われると思いますので、
ここでは大まかに以下6つの洗剤の分類とそれに適した汚れについてまとめたものをお伝えいたします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【酸性洗剤・・・アルカリ性の汚れに効果的】
対象となる汚れ: 水垢、石鹸カス、尿石、尿はね、タバコや生ごみの臭い、アンモニア臭
使用場所:お風呂、トイレ、キッチンシンクなど
注意点:塩素系漂白剤と混ぜて使用しない。天然石タイルや金属といった材質に使用するとダメージを与えることがある。
【中性洗剤・・・家具や家電など埃や手垢などの汚れに効果的】
対象となる汚れ: 手垢、皮脂汚れ、軽い油汚れ、黄ばみ、水垢
使用場所: 家具、家電、床、食器、調理器具、おもちゃなど
注意点: 頑固な汚れ、酸性・アルカリ性の汚れには不向き
【アルカリ性洗剤・・・酸性の汚れに効果的】
対象となる汚れ: 油汚れ、ぬめり、皮脂汚れ、タバコのヤニ、湯垢、カビ、水垢
使用場所: ガスコンロ、換気扇、キッチン、浴室など
注意点: 酸性の洗剤とは混ぜない、素肌に直接触れると肌荒れする可能性。換気を十分におこなう。
【酸素系漂白剤】
対象の汚れ: 油汚れ、皮脂汚れ、食べ物汚れ、埃、黄ばみ、食べこぼし。
使用場所:まな板やスポンジの除菌、洗濯槽のお手入れ。シミ抜き、除菌、消臭におすすめ。
【塩素系漂白剤】
対象の汚れ: 油汚れ、皮脂汚れ、シミ、カビ、色素汚れ。
使用場所:酸素系漂白剤では落としきれない頑固な汚れ、浴室の黒カビ、コーヒーや調味料などのシミ、
ミートソースやカレーなど油溶性の汚れ。
注意点: 酸性洗剤とは混ぜないこと。
【還元型漂白剤】
対象の汚れ: 鉄さび、赤土、泥汚れ、塩素系漂白剤による黄ばみ
使用場所:酸素系や塩素系では落とせない鉄さび、赤土によるシミ
注意点: 除菌、殺菌効果はあまり期待できない。あくまでも汚れ落としの目的で使用
それでも、よくわからない汚れ、落としきれない汚れがあればプロにご相談ください!
色々お試し頂いたとしても、やっぱり落ちない汚れやおそうじ自体やる時間がないなど
お悩み事がございましたら、おそうじ屋さんにご相談ください。
プロならではの道具、知識、技術で対応させて頂きます。