外壁塗装　シーリング

それで、なぜこのシーリング、ゴムみたいな材質のやつ、外壁と外壁の間にわざわざ注入してあって、「切る」、「新しいのを注入する」かって？これには住宅において、非常に重要な役割を担うのがこのシーリング剤なのです。んで、そもそも、外壁と柱の間に、隙間をあけてシーリングを打つって、面倒なことするなあ、と私は思ったんですが、YouTube動画を見ていて、納得したんです。

日本の住宅って、木材でできているわけですよね、当り前ですが。そうすると、木材って水分を含んだり、乾燥したりすると伸び縮みが発生するんですね。常に収縮を繰り返していて。これ、どんな木材でも同じです。そうすると、お互い、隙間なくいくらビスで固定されている木材でも伸縮が繰り返されるんでギシギシ不安定になるんですね。すると一部破損したりするんでないですかね？そのお互いの隙間をしっかり埋めてくれる柔らかい材質が、シーリングなんですね。木材の性質をしっかり補っているんですね。すごくないですか？で、そのシーリングは当然ゴムのようなもので経年劣化で硬くなっていってしますようです。すると剥がれたり、割れたり本来のクッションの役割を果せなくなるようです。これは、約6～7年くらいでシーリング交換が必要らしいですね。外壁よりも交換時期が早い。でも多くは外壁塗装と一緒に業者さんにお願いするケースが殆どらしいですね。あと、シーリングの役割りは、雨水の侵入を防いてくれたり、ここ最近、日本各地でおおきな被害をもたらしている地震、（我が家もいろいろ被害を受けました、、、）地震の揺れに対してのクッションの役割にもなっているそうです。実際、シーリングのしっかりした家屋とそうでない家屋とでは家全体のダメージは、違いがあるそうです。地震からある程度、守ってくれる大きな役割もあるそうです。これはしっかりメンテナンスをしておかなければと思う要素ですよね。

　そんなこんなで、大変な作業でしたが、重要な役割を担う、シーリング、我が家は、しっかりと剥がれていました。雨水も侵入するとのことでしたが、確かに一部、外壁が指で押すとグラグラするところがあり、？？？。釘を開けてみたら、本来あるべき、外壁を支える木材が縦横にあるらしいですが腐ってました。そこは、以前、リフォームしていただいた業者様に依頼し外壁を一部交換していただきました。助かりました。そこはDIYでは不可です。

　こんな感じで、家っていろいろ、おもしろいなあと感じながら、塗装が始まりました。今回は、外壁の目地、シーリングの重要な役割について、載せてみました。みなさんも自宅の目地をよく御覧ください。はがれていたりしたら水の侵入がある可能性があるので、我が家のひどい一部分のようにならないよう早めにメンテナンスをお勧めします。