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お風呂の金属石鹸

公開日:2025年04月11日
更新日:2025年04月11日

お風呂の金属石鹸

皆さんこんにちは

おそうじ革命入間市駅前店です

今日はお風呂のプラスチック部分につく、フィルム状の汚れについてお話ししようと思います

浴槽の外側の壁の部分や、シャンプー台、椅子によくつきます

後、床にもですね

あれは何だろうと思う方いるんじゃないかなと思います

結論から言うと「金属石鹸」といわれるものです

 

【金属石鹸とは】

水道に含まれる、金属類(カルシウム、マグネシウム、銅等)と

石鹸類に含まれるというか主成分、脂肪酸イオン、合成洗剤類が反応して出来上がったのものです

石鹸のメカニズムとして、汚れを捕まえて水と一緒に流すことと理解して問題ないと思いますが

汚れを浮かすことができるのは、付着する力より水にくっ付く力の方が強い為

洗う事が出来ます

親水基(水に引き寄せる)の力

疎水基(水をはじく、汚れを引き寄せる)の力

この2つの力が作用してます

疎水基の部分、これは汚れだけでなく、水道に含まれる金属部分も

取り込みます

その為、基本的に洗剤の中には金属イオン封鎖作用をする物質が含まれております

ただ、それも完全には働いておらず、少なからず反応は起きてしまってます

そして、固形石鹸には含まれておらず、ダイレクトに反応しております

体洗った後洗面器でタオルを濯ぐと、モヤモヤしたものが浮いてきます

あれが金属石鹸です

垢ではありません。石鹸水を実際硬度の高い外国産のミネラルウオーターに混ぜると

白く濁り、モヤモヤ物質ができます

精製水ではできません

あれはカルシウム類、マグネシウム類と長鎖脂肪酸とが反応し

脂肪酸カルシウム、脂肪酸マグネシウムになり白い錯体が

析出されます

お風呂についている金属石鹸は汚れとして扱われますが

工業製品として身近に存在しております。どんな用途があるかは

ここでは、長くなる為割愛させていただきます

 

カリウム、ナトリウム以外の金属から長鎖脂肪酸と反応してできた錯体

それが金属石鹸という呼び名で呼ばれます

銅イオンとも反応し、浴槽につく青い汚れ、銅石鹸も金属石鹸です

銅イオンと長鎖脂肪酸の反応物です

基本的に金属石鹸になると、親水基の部分がなくなり

疎水基になります

その為、水をはじきます

その為普通に洗っただけでは落とすことはできません

 

【落とし方】

①酸性洗浄剤、アルカリ性洗浄剤を使用し長ーい分子をぶつぶつに切って洗浄する方法

②溶剤を使う方法 これよく落ちますが、臭くて実用的ではありません

③物理的に削る方法 お湯かけながらやさーしくかなたわしで擦る

 

①に付随しますが、弱酸と使うと効率よく落とせます

有機酸(クエン酸、酢酸など)

石鹸カス専用の洗浄剤はクエン酸がメインで使われております

クエン酸はカルシウム類、マグネシウム類と反応しやすく

クエン酸カルシウム、マグネシウムになります

クエン酸カルシウム、マグネシウムは水に可溶です

なので、専用の洗浄剤をかけるとドロドロ溶けだします

 

ちょっと内輪のおはなしですが、おそうじ革命の薬剤にも

有機酸の洗浄剤が有ります

前処理の段階で使用すると、その後の作業が楽になります

浴室の汚れは何層にもなっており、まず邪魔な金属石鹸をどけないと

難しい汚れまでたどり着けません

また、見た目も派手な汚れです

 

長期に除去しないと、母材の変色にもつながります

また、カビも生えます

なので浴室の金属石鹸は害にしかなりませんので

お早めに除去しましょう!

 

 

おそうじ革命 入間市駅前店

高橋 亮

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