読了本_世に棲む日日(二)
公開日:2025年04月10日
更新日:2025年04月10日 その他コラム
更新日:2025年04月10日 その他コラム
現在研修中、2025年6月8日開業予定
おそうじ革命埼玉戸田公園店の上笹です
読書が趣味の一つですので、
直近の読了本の感想をネタバレ無しの範囲で感想をブログに載せさせていただきます
吉田松陰、高杉晋作を描いた小説
二巻は、
松陰の投獄と野山獄での囚人たちとの交流から始まり、
高杉晋作の登場、
久坂、高杉、伊藤などが学んだ松下村塾の状況、
黒船に乗り込み密航しようとした行動が原因で安政の大獄からなる松陰の死、
晋作の上海洋行、攘夷をもって倒幕を成す日本改革の行動を開始するに至るまで
松蔭と晋作は、松下村塾では実際一年しか交えておらず、
作中でも松陰との関わりが思ったより少なく、松陰の「思想」が晋作にどのように受け継がれたのか
もう少し知りたかった感はありますが
松陰の「思想」をもとに、晋作の攘夷から討幕を前提とした革命の行動となったことは感じとれました
晋作の上海洋行は二巻の見どころ、読んでいて非常に面白いです
上海洋行を経て
いよいよ、「動けば雷電の如く,発すれば風雨の如し」高杉晋作が始動する三巻も楽しみでございます